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CTCとオプテックス、3次元距離画像カメラによる画像ソリューション分野で協業
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とオプテックスは、オプテックスが開発した、太陽光下でも3次元の物体を認識可能な3次元距離画像カメラ「ZC-1000シリーズ」による新しいソリューション開発で2010年7月2日より協業を開始したことを発表した。
発表によれば、3次元データによる物体認識のシステムは、デジタルサイネージ(電子看板)、ゲーム、自律走行ロボット、自動車、セキュリティなどさまざまな分野でニーズが高まっている。従来の3次元データによる物体認識システムは、2台のカメラを利用したステレオ画像処理方式が中心で、設置・設定が複雑、奥行き方向の分解能力が低い、外光の変化の影響を受けやすいといった点が課題となっていた。
ZC-1000は、Canesta Inc.(米国カリフォルニア州)で開発された3次元距離画像カメラで、搭載されている3次元距離画像センサーは、高速駆動(最大60フレーム/秒)が可能。今回はこれにオプテックス独自の光学およびノイズカット技術を組み合わせ、外光の変化の影響を受けにくく、高速・高精細な距離画像データの出力を可能にしている。
今回の協業では、CTC がジェスチャーUI分野や自律走行ロボット分野を含む新しいマーケットに対してこの画像カメラ製品の販売を行い、オプテックスがその技術支援をすることによって、新しい3次元画像ソリューションのビジネス開拓を行うとのこと。協業の先駆けとして、CTC でも7月1日よりZC-1000の販売を開始した。
主な製品の展開として、以下が予定されている。
1. ジェスチャー認識による次世代ユーザーインタフェースへの展開
人や手の動きに合わせたインタラクティブなアプリケーション。離れている大型ディスプレイ画面を手の動きで操作、デジタルサイネージと連動した、より興味をひく参加型広告、全身を使った新たな体感ゲームやフィットネス機器といったアミューズメントなど。
2. ロボットの有効活用を促進
自律走行ロボットの周囲認識に用いることで、人や物の位置関係、移動方向をリアルタイムかつ立体的に認識し、人の目に近い機能をロボットに搭載することで安全性や作業性を向上。人とロボットの共存社会の実現を促進する。
3. 自動車の安全走行を促進し、死角のない自動車の周辺監視
乗員の姿勢に合わせて稼動するスマートエアバックシステムの実現。
なお、ZC-1000シリーズの距離測定手法は、近赤外線LEDの高速光源と距離画像データを取得するために専用設計されたCMOSイメージセンサーを用い、投光した光が対象物に反射して戻ってくるまでの時間を、約2万点の画素ごとにリアルタイムで測定する光の移動速度を利用したTime-Of-Flight方式であり、既存の3次元認識技術と比べて、外乱光、温度変化など外部環境に左右されにくく、リアルタイムに距離測定が可能とのこと。
ニュースリリース
http://www.ctc-g.co.jp/corporate/press/2010/0702a.html
伊藤忠テクノソリューションズ
http://www.ctc-g.co.jp/
オプテックス
http://www.optex.co.jp/
Canesta Inc.
http://canesta.com/




