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IBM、BigFix買収によりデータセンターのスマート化を促進
日本アイ・ビー・エムは2010年7月8日、米IBMがカリフォルニア州エメリービルに拠点を置く非公開企業のBigFixを買収する契約を2010年7月1日に締結したと発表した。この買収は、グローバル規模で数千台のコンピューターのセキュリティとコンプライアンスのアップデートを管理、自動化することで、組織による企業セキュリティのよりインテリジェントな強化を支援するIBMの活動を加速することを狙いとしている。金銭面の詳細は公表されていない。
多くのベンダーがセキュリティ・パッチをばらまき、際限なくアップデートを重ねる中で、BigFixには、企業のITポリシーに準拠していないデバイスを特定したり、50万台のマシンにわずか数分間でセキュリティ修正やタイムリーなソフトウェア・アップデートを推奨することができるインテリジェンス機能が搭載されている。
BigFixのソフトウェアは、システムのライフサイクル、脆弱性査定、エネルギー効率に優れたコンピューティング、およびコンフィギュレーションとセキュリティのコンプライアンスなどの面で重要なアプリケーションを管理することを目的として、組織全体のコンピューティング・エンドポイント、すなわちラップトップ、デスクトップ、サーバーを通じて可視化、コントロール、オートメーション(自動化)を提供するIT管理プラットフォームの一元化を実現する。
BigFixソフトウェアでは、次の主要機能を単一のビューで管理することができる。
【目的に応じたセキュリティ(Secure by Design)】 : BigFixは、目的に応じたセキュリティ・インフラ、すなわちエンドポイント保護、システム・ライフサイクル・マネジメント、セキュリティ・コンフィギュレーション、および脆弱性管理の強化統合を図ることでIBMのセキュリティ・インフラに貢献する。BigFixのプラットフォームによって、クライアントのウィルス対策、マルウェア対策、ファイアウォール、ネットワーク・アクセス・コントロール・ソフトウェアの割り当て、管理が推進される。
【ITコンプライアンス】 : 組織は、データセンターで稼動している何千台というコンピューターを単一のビューで管理し、コンプライアンス確保に役立てるため、コンプライアンス・ステータスについてリアルタイムでレポートを作成し、また新たなソフトウェア配信およびツールを展開することができる。こうした機能をWindows、Mac、UNIX、およびLinuxの各オペレーティング・システム全般を通じて集中管理するため、カスタマイズされたサービスやコンサルタント・ソリューションが不要となる。
【エネルギーおよびリソース消費】 : 組織はBigFixのテクノロジーを利用して、一晩のうちにデスクトップを自動的に構成およびシャットダウンすることで電力消費を管理することができる。クライアントは、プリントの使用状況をグローバル規模でモニターし、コスト削減および環境への影響緩和に貢献することができる。
1997年に設立されたBigFixは、200人の従業員と120社の再販売業者を擁している。2009年以降、IBMグローバル・テクノロジー・サービスとBigFixは、BigFix製ソリューションのIBMのサービス・ポートフォリオへの組み込みを協力して進めてきた。BigFixは、IBMソフトウェア・グループに統合されることになるが、同グループは2003年以降、約60件の買収を実施してきた。同取引は2010年第3四半期に、規制当局の承認および慣行に基づくクロージング条件の満了を待って手続きを完了する予定だとしている。
IBMのソフトウェアについて
http://www.ibm.com/software/tivoli/
BigFix
http://www.bigfix.com




