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データセンター選びの基礎知識(7)
iDCを理解するための用語集
コロケーション collocation
いわゆるインターネットデータセンターサービス。ハウジングともいう。これに対してレンタルサーバーサービスはホスティングという。しかし、ラック貸し主体だったコロケーションにマネージドサービスが求められるようになり、ホスティングで複数台構成が可能になるなど、両者のサービス差は接近してきている。
ファシリティー facility
データセンターの物理的な設備部分。ビル構造の免震や耐震構造、通常時や非常時の電源設備、空調や入退室管理など、データセンターが提供する主に安全運用のための設備を指す。データセンターは立地にも気を配って建設されており(地盤、海からの距離、航空路から外れているかなど)、ファシリティーとあわせて安全性を実現している。
バックボーン backbone
データセンターがネットワークの中枢として用いる大容量の通信回線。快適にネットワークを利用するためには強力なバックボーンが必要であり、ユーザーの選択事由にもなるため、多くのデータセンターはバックボーンの容量を公開している。リッチコンテンツの普及で通信容量はますます増大しているため、バックボーンは頻繁に増強されている。
サーバーラック server rack
サーバーを収納するための棚。通常は19インチ幅。データセンターは本来ラック単位でユーザーにスペースと電源を提供するビジネススタイルを基本としていたため「ラック貸し」などといわれた。サーバーの安全性を保ちながら、マシンの冷却を行う必要があるため、網状の施錠可能な扉がついているラックも多い。
空調 air conditioner
サーバーは高熱を発するので、安定稼動のためには冷却の必要がある。このため、大量のサーバーを収納するデータセンターでは強力な空調が必要になる。現在主流は床下吹き上げ式。CPUの高電力消費型への移行やブレードサーバーニーズなどで、古いデータセンターでは空調のパワー不足が発生している例も見られる。
サーバー server
本来データセンターはサーバーの提供は行っていなかったが、導入を早めたい、障害時などの窓口をワンストップ化したいなどのユーザーニーズと、特定マシンの運用ノウハウを蓄積し障害率を下げたいというデータセンター側のニーズから、現在では多くのデータセンターでサーバーマシンの提供(販売、レンタル)が行われている。
帯域保証 bandwidth guarantee
データセンターのネットワークの提供の仕方にはベストエフォート型と帯域保証型がある。ベストエフォート型はネットワークを共有で利用するためパフォーマンスが低下することがある。快適なアクセスを可能にしておく必要があるウェブのビジネス利用などでは、帯域保証型へのニーズが大きい。
ファイアーウォール firewall
コンピュータネットワークへの外部からの侵入を防ぐシステム。ソフトウェアタイプもあるが、データセンターで主に使用されるのは高性能のアプライアンス型。セキュリティーニーズの高まりで、ほぼ標準的に利用されるようになった。最近ではより高度なIPS、IDSといったセキュリティーサービスを提供するデータセンターも多い。
ロードバランサー load balancer
外部ネットワークからの要求を管理して、複数のサーバーに負荷分散する装置。アクセスの集中時や障害時にもサービスを停めたくないウェブサーバーの安定運用などのためにニーズが高い。アプライアンスは高価でバージョンアップスピードも早いため、データセンターでもレンタルの形で提供している例は多い。




