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さくらインターネット

さらにサービス充実を図る専用レンタルサーバーサービス
専用サーバ/専用サーバ Platform
さくらインターネット
データセンターサービスとレンタルサーバーサービスを自社データセンターと強力なバックボーン接続を背景に、優れたコストパフォーマンスと快適な接続環境で提供するさくらインターネット。増床した堂島データセンターで前後列アイルキャッピング方式を採用。専用サーバ「複数台構成」など、さらに効率的かつ充実したサービスの提供に努めている。
堂島センターの増床で、空調効率に優れた
前後列アイルキャッピング方式を採用
さくらインターネット取締役 副社長 兼 企画部部長
舘野正明氏
さくらインターネットは、国内最大級の166Gbpsという強力なバックボーン接続と、都心型センターを基盤に、コストパフォーマンスの高いデータセンターサービスと、専用・共用のレンタルサーバーサービスを提供している。
同社のデータセンターの建物は各センターで耐震や制震、免震構造を持ち、冗長構成の無停電電源装置(UPS)とガスタービン式発電機などを導入して安定した電源供給を実現している。また、監視カメラによる24時間365日の有人監視体制に加え、生体認証による入退室管理など、最新のセキュリティ体制を備えている。
東京では代官山や西新宿など山手線の駅から15分圏内という立地を確保し、快適な接続環境の魅力もあわせて、ブログやSNSを展開する多くのネット企業などが、同社のデータセンターサービスを利用している。
堂島データセンターサーバールームまた、大阪に2つのセンターを構えている。2009年2月には大阪の堂島データセンターの3フロア目の増床が完成、運用を開始した。このフロアでは、同社の一方のビジネスの柱であるレンタルサーバー専用のフロアで、前後列アイルキャッピング方式を採用している。
CPUの高性能化、高集積化による発熱の冷却問題を抱えているデータセンターは少なくなく、コールドアイルとホットアイルを交互に設けてエアフロー改善を図る例も多い。
前後列アイルキャッピング方式はコールドアイル、ホットアイル方式をさらに進化させた冷却方式だ。1Uハーフサーバー、1Uクォータサーバーをラックに前後マウントしてサーバー収容率を高めるとともに、冷気の床下吹き出し口があるラックの前後の通路を囲い込み、暖気をラック中央上部から天井裏へ吸い込み循環させる方式だ。
これらのサーバーは自社開発で、今回新規に投入された1UクォータサーバーはCPUに省電力性に優れたデュアルコアのインテルAtomを採用している。
「ラックに前後マウントする1Uハーフサーバー、1Uクォータサーバーの利用によってラックの収容率の向上が可能です。しかし、その様な場合、前面吸気/後方排気のサーバーを利用するとラックの前面がコールドアイル、後面がホットアイルという構成では冷却効率は上がりません。そこで、今回はラックの前後列通路を両方ともに覆い、冷気を囲い込むアイルキャッピングを採用したのです」と、同社取締役副社長兼企画部部長の舘野正明氏は語る。
これにより、従来と比較して空調効率の20%の向上と、1ラックあたリ2倍の最大160台のサーバー収容が可能となるという。電力使用量を抑制することでグリーンITを実現するとともに、コストパフォーマンスに優れた専用・共用サーバーの提供を実現する。
「仮想化とは異なる、言わば物理化による効率化です。仮想化の場合、1台のサーバーで複数のOSを立ち上げることは可能ですが、ネットワークとディスクI/OについてはOS間で競合します。物理的にサーバーを省スペース化すれば、ネットワークもディスクI/Oも競合せずOSに対して100%の割り当てが可能になります」(舘野氏)
高いパフォーマンスを低コストで提供できる前後列アイルキャッピング方式は業界の注目を集めている。
「専用サーバ」のスペックを強化
ハードディスク容量を倍増
さくらインターネットでは、各サービスのスペック・機能の強化にも継続的に取り組んでいる。「専用サーバ」サービスでは、2008年暮れに実施した共有10Mbps回線を標準でインクルードしたサーバープランで実質値下げとなる料金メニュー体系に変更。さらに2009年3月には料金据え置きでハードディスク容量の増強も開始された。
対象となるのは、同社のオリジナルサーバーで、「専用サーバ ベーシック/RAIDプラン」のXeonモデルで、現行の250GBから500GBへすべて料金設定に変更なしで増量される。
コストパフォーマンスの良さで人気の高い同社の専用サーバーサービスが、さらに強化されている。
複数台の専用サーバーを
活用するための選べるサービス
レンタルサーバーの高可用性とセキュリティを実現する、複数台サーバーを接続して構成するサービスへのニーズが高い。
さくらインターネットでは、「専用サーバ」複数台構成と「専用サーバ Platform」という選択肢を提供し、ユーザーのニーズにあわせたシステム構築を可能にしている。
「専用サーバ」複数台構成は、ローカル側をスイッチで接続し2~4台までの構成が可能。ウェブサーバーを複数台用意してアクセスを分散させたり、グローバルIPを振る台数を制限してデータベースや内部向けサーバーのセキュリティを高めるなどの利用が可能だ。料金は専用サーバーの利用料以外に、初期費用は無料、月額料金が接続台数かける1,050円と非常にリーズナブルな設定になっている。また4台から3台、2台へといった台数の削減も可能なため、アクセスなどにあわせて余分なコストを抑制することができる。
「専用サーバ」複数台構成よりも大規模な構成が必要なユーザーには、別サービスとして最大20台までのサーバー、ネットワーク機器の接続が可能な「専用サーバ Platform」が用意されている。
「専用サーバ Platform」は従来データセンターサービスでなければ実現できなかった大規模な複数台構成を、データセンターへ入局せずに利用できる。
プランはS、M、Lの3つがあり、サーバーとネットワーク機器をあわせて、プランSで5台、プランMで10台、プランLでは最大20台までの構成が可能となっている。
ネットワーク機器が月額利用できるため、高額なロードバランサーによる複数ウェブサーバーへのリクエストを振り分けて、アクセス集中時のパフォーマンスの低下を軽減する構成も安価に実現できる。ユーザーの大多数はファイアウォールを選択することでセキュリティレベルをアップさせた構成を採用しているという。また、データベースサーバーをウェブサーバーから切り離して運用することで、アクセスの高速化と重要データの安全性向上を図ることも可能だ。
こうした専用サーバー1台ではできないシステムを構築できるというメリット以外にも、「専用サーバ」複数台構成と「専用サーバ Platform」は従来データセンターサービスを選択するしかなかったユーザーの新しい選択肢にもなっている。
月額の利用料で使用できるため、初期導入費用を抑制することが可能。サーバーを資産として持たなくてすむため減価償却も考えなくて済む。さらに、運用を事業者サイドに任せられるため、企業の運用負荷を削減できる。このため、サーバーのリース切れや減価償却終了のタイミングで、他社データセンターサービスからの乗り換え時の問合せが多い。
通常の専用サーバーと比較すると複雑な構成になるこれらのサービスについても、長年に渡って自社データセンターを運営してきたさくらインターネットの豊富な経験とノウハウが、確実な運用を支えている。
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 専用サーバ 複数台構成(3台)※ | 239,400円 | 29,550円 |
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