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NTTPCコミュニケーションズ

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画像:企業のIT課題の解決に向けたデータセンター選択のチェックポイント
効率的な冷却と十分な電力提供量で人気
グリーンにも対応する次世代データセンター

門前仲町データセンター
NTTPCコミュニケーションズ

今年2月にオープンしたNTTPCコミュニケーションズの門前仲町データセンターが好調だ。同センターの電力供給やグリーンITなどに対する取り組みについて、NTTPCコミュニケーションズ ネットワーク事業部データセンタ営業部営業推進担当の土﨑朋典氏にお話を伺った。

電力供給増加による発熱に対処する
効果的なエアフロー

画像:土﨑朋典氏 ネットワーク事業部
データセンタ営業部営業推進担当
土﨑朋典氏

昨年から今年にかけて、電力不足の解決とグリーンIT対応をうたった次世代データセンターが相次いでオープンした。

NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC)が2009年2月にサービスインした門前仲町データセンターもそうした先進的データセンターのひとつだ。23区内の立地で、サーバールームは3フロアで約1,800ラックの収容が可能だ。2フロアは既に契約が済んでおり、現在は残りの1フロアを6kVAの電力供給で販売中だ。

電力不足が問題になってきたのはCPUの高集積化が進んできたためで、従来のデータセンターが元々想定していたラックあたり2~3kVAの電力供給では、ラックにサーバーをフルに搭載できなくなってきたためだ。また、高集積化により発熱も増加するため、それに対応できる空調冷却設備を備えているデータセンターも不足していた。

「現在、冷却効率は設計どおりの数字が出ています。2Fの半分のサーバールームの300ラックが満床になったときのエアフローが計画通りいくかどうかの確認は必要ですが、問題はないと思います」と土﨑氏は語る。

門前仲町データセンターは、サーバールームの冷却に省エネルギー効果の高いNTTファシリティーズの「FMACS」を採用。サーバールームの壁面に冷却機がずらりと並んでいる。ラック列でコールドアイルとホットアイルを構成して、床下吹き出し天井吸い上げ方式により排熱を実現している。あらかじめラックの縦幅にあわせて、天井の吸い込み用スリット位置が設定されており、効率的なラックの収容と効果的なエアフローを実現している。

また、床のタイルもラックサイズに対応するよう2種類を組み合わせて貼り込んでいる。新しいラックが入る際に床下吹き出し口を作る作業ではタイルをはがすだけでジャストサイズになり、タイルを切ることで粉塵が出る危険がある。そういった部分まで、よく考えられた設計になっている。サーバールームの外では冷水による熱交換が行われるため、非常に冷却効率は高い。

サーバールーム内空調などの設備
サーバールーム内空調などの設備

将来的に求められるスペックを実現
4~6kVAの電力と1t超の床荷重

都市型データセンターの電力不足が叫ばれる理由としては、CPUの高集積化があるのだが、その代表的な存在と考えられているブレードサーバーのニーズは、同センターではさほど伸びていないと土﨑氏は言う。

「マルチコアサーバーによる集積化は進んでいますが、そうしたサーバーをラック一杯に積みたいというニーズが高いです。ブレードサーバーの安定性や利便性はエンジニアの方は使用したいでしょうが、ブレードでなくとも処理できるデータ量、システムが多いです」

ブレードサーバーは初期投資が大きくなるため、現在の景況感ではなかなか導入に踏み切りにくい企業も多い。また、ブレードを利用するほどのデータ量を持っている企業は、自社やそのグループでデータセンターを所有しているケースもある。そのため、マルチプロセッサー化によりパフォーマンスの向上したサーバーを複数利用することで用が足りるという判断のユーザーが同センターに関心を持つケースが多いようだ。門前仲町データセンターの中心的な電力提供量であるラックあたり4~6kVAというスペックは、このニーズに十分対応できる。

「ただし、ラックに1Uサーバーをフル積載しようとすれば、平米あたり1t近い重量になりますので、それが可能な床荷重が要求されますが、ここなら何の問題もありません」(土﨑氏)

同センターは1.5t/m²の床荷重を実現しており、この要求も余裕でクリアできる。

これから10年というスパンでユーザーニーズをまかなえる同センターのスペックに目をつけ、現在はファシリティを所有していないデータセンター事業者からのコロケーションのニーズが多く、ラック数の多い契約が順次スペースを埋めている。

グリーンITには建設からの取り組みと
多種の施策の積み重ねが必要

門前仲町データセンターは、グリーンITを実現するための数々の試みにも特徴がある。

最も省電力に影響の高い空調冷却設備とエアフローについては先述したが、そのほかにも電力変換ロスの少ない直流電源への対応も実現している。また、屋上と壁面に太陽光発電パネルを設置してのクリーンな電力の一部利用も5月末にスタートした。

「センターの受付横に、リアルタイムの太陽光発電量をわかりやすい形で紹介するモニタを設置しました。これはお客様にもエコに取り組んでいるデータセンターだということをご理解いただき、またお客様自身が当センターをご利用になることでエコロジーに協力しているのだという実感をお持ちいただきたいと考えてのことです。まだ最大で20kwの発電量ですが、今後増設を検討しています」

屋上の表面温度を下げ空調設備のエネルギー節約にも貢献する屋上緑化は、早い段階から準備をしてきたため、現在はかなり葉が繁ってきたという。

「グリーンITは単独の技術では実現できませんから、さまざまな施策を積み上げていくことが重要になります。また、効果的に取り組むためには、ビルの建設時から盛り込んでいくことが必要になります。今後法制化が進んだ場合などに始めようとしても、配管に余裕がなくて対応できないケースなどでは、効果的なグリーンITは実現できないでしょう」

設計時からグリーンIT化に取り組んだ門前仲町データセンターのエコロジー対応に土﨑氏は自信を見せる。

太陽光発電への取り組み (左)太陽光パネル(右)太陽光発電モニタ
太陽光発電への取り組み (左)太陽光パネル(右)太陽光発電モニタ
変換ロスを減少させる直流電源を採用したルータ
変換ロスを減少させる直流電源を採用したルータ

長年の運用ノウハウの蓄積が実現する
高度な信頼性

門前仲町データセンターの特徴は、いわゆる「次世代」対応だけではない。

NTTPCは10年を超える自社データセンターの運用経験とそこで蓄積したノウハウによる、信頼性の高いサービスを提供している。

たとえば、同センターでは安全性やセキュリティも重視されている。堅牢な地盤の上に積層ゴムアイソレーターでの建物免震を実現、十分な耐震性を誇っている。また、入退室管理では共連れ防止のサークルゲートで、ICカードと静脈認証を組み合わせるなど、高度なセキュリティを実現している。もちろん、スタッフの経験など無形の部分での安心感も大きい。

過去7つのデータセンターの建設、運用経験を元に建設された門前仲町データセンター。そこでさらに積み重ねられた技術と経験は今後のNTTPCのデータセンターサービスにも活かされていく。

「門前仲町データセンターは、2~3年でフル稼働になります。次のセンターについても検討を開始しています」

高度なセキュリティ
高度なセキュリティ(左)静脈認証(右)共連れ防止サークルゲート


 

 
■お問い合わせ先

株式会社NTTPCコミュニケーションズ
0120-725-861

(9:00~18:00 土日・祝日は休業)
sym@arena.ne.jp
http://web.arena.ne.jp/symphony/
 


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