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住商情報システム

ソリューション指向データセンター「netXDC」
netXDC
住商情報システム
ソリューション指向
データセンター「netXDC」
プラットフォームソリューション事業部門IT基盤ソリューション事業部
netXセンター運用部
マネージャー 松本圭司氏
「netXDC」はnetwork eXchange attached DataCenterの略で、住商情報システム(以下SCS)が2001年から提供しているデータセンター総合運用サービスだ。「netXDC」の拠点は東京に2つ、大阪に1つある同社のデータセンターで、これらを広域ネットワーク接続し、一元的に運用を行っている。
「netXDC」はハウジングサービスだけにとどまらず、構築から運用、監視、さらには改善提案まで、ユーザーのニーズにワンストップで対応しながら、信頼性の高いサービスを提供している。
そのなかでも最大の特徴といえるのが、強力な運用監視体制だ。
「netXDC」では、運用監視を行うコントロールセンターとユーザーの窓口となるコンタクトセンターを「netXCC2」として融合。広域ネットワーク接続された3センターの統合監視・運用と、ユーザー対応を一元的に行うことにより、サービスの高品質化とユーザーの利便性向上を実現している。
この中核となる技術が運用管理ツール「FusionCORE」だ。「FusionCORE」は長年の運用実績から培った独自の運用サービスの方法論に基づき、SCSが独自開発した統合監視&ナレッジマネジメントシステムで、ナレッジデータベースに障害対応や問題解決のノウハウを蓄積して共有することにより、一次対応での問題解決率を向上させ、復旧時間を短縮するなど、サポートのスピードアップと高品質化を実現する。
プラットフォームソリューション事業部門IT基盤ソリューション事業部
netX運用統括第2部
主任 中村彰宏氏
「『netXDC』は豊富な運用実績とノウハウを持っています。その知識の社内共有を可能にしたのが『FusionCORE』です。運用の基になるのはITILであり、ISO27001は取得してからすでに5年がたっています。そのほか、定常業務の管理システムも自社開発して、定例タスクの自動化と効率化を図っています。そして物理環境で培ってきたこうした運用ノウハウは、そのままクラウドにも適用できるのです」と、netXセンター運用部マネージャーの松本圭司氏は説明する。
「FuisonCORE」に蓄積されたナレッジはユーザーへの改善提案にも生かされる。
毎月行われているユーザーとの定期報告会は、ユーザーニーズの変化を知り、改善提案によってシステムのPDCAサイクルに反映させていくうえで非常に重要だという。
「SCSでは分散、ネットワーク統合、拡張性と柔軟性をキーに、企業のシステムライフサイクルを最適化するサービスを提供してきました。そのために、データセンター以外のSIなどを担当する社内の各セクションともシームレスに連携し、開発から運用までをワンストップで提供できる体制を作ってきました」netX運用統括第2部主任の中村彰宏氏は語る。
2010年2月にはSCSのnetXDC東京第1センターが、特定非営利活動法人ASP・SaaSインダストリ・コンソーシアム(ASPIC)が主催する第4回『ASP・SaaS・ICTアウトソーシングアワード2010』で、IDC部門の「中小規模分野グランプリ」を受賞した。コロケーションサービスにとどまらない企業システムのライフサイクル全体をカバーするソリューション指向データセンターとして評価されたものだ。
従来サービスと共通の運用基盤で提供される
クラウドプラットフォームサービス
プラットフォームソリューション事業部門IT基盤ソリューション事業部
netX運用統括第2部
マネージャー 外村克憲氏
「netXDC」の確かな運用力は、クラウドソリューションにおいても、よりセキュアな仮想プラットフォームの提供を可能にしている。
さまざまなサービス事業者から多様なクラウド関連サービスが登場してきている。しかし、SCSが提供する「netXDCクラウド基盤サービス」は、従来から「netXDC」で提供してきたサービスの延長として、ユーザーの要望に応える形で形成されてきたものだという。
「『netXDCのクラウド基盤サービス』は、昨今のクラウドコンピューティングの話題性に合わせて取組んだものではない。従来より提供してきたオンデマンドサービスをベースに、お客様の多様なご要望に、より柔軟に、より迅速に応えるべく仮想化技術を活用しメニュー拡充したものです。」と、netX運用統括第2部マネージャーの外村克憲氏は語る。
同サービスは、仮想化技術を利用したリソースプールから、ユーザーが必要な時に必要な量のCPU・メモリ・ストレージや、ネットワーク帯域などを調達できる。「netXDC」の開設時からストレージリソースのオンデマンド提供などを行ってきた延長線上に生まれたサービスだ。提供する仮想プラットフォームの上に必要なアプリケーションを搭載することで、ユーザー固有の環境を構築できるだけでなく、OS、ミドルウェア、アプリケーションの監視運用、業務プロセス運用など、従来のITアウトソーシングサービスをワンストップで提供できる。
プラットフォームソリューション事業部門IT基盤ソリューション事業部
netX運用統括第2部
副部長 中澤俊哉氏
既に多くのユーザーが多様な形態で利用しているが、開発・テスト環境での利用も多いという。
短期利用となる開発・テスト環境の効率化として、SCSではSAPをクラウド環境で稼動させるサービスも提供している。
さらに、SCSの自社開発のERPパッケージ「ProActive E2」も、「netXDC」のプライベートクラウド環境での提供を開始した。
「成熟してきたITは、今後リソースの効率化やオンデマンドによるコスト圧縮がさらに求められるようになります。単純にクラウドを使うだけではなく、クラウドによってどのようにビジネスを効率化するかが問われます。これからも、さまざまなニーズにマッチできるよう、各種アプリケーションやミドルウェア、ユーザーの業務システムに特化したクラウドの利用形態を提案していきたいと思います」(松本氏)
SCSのクラウド基盤サービスはASP・SaaS事業者のためのインフラとしても期待されているとnetX運用統括第2部副部長の中澤俊哉氏は説明する。
「クラウドに関して、データセンター事業者は黒子です。クラウドによって、お客様がSaaS提供者になるチャンスが広がりました。私たちのサービスをそのための安定したインフラとしてご利用いただきたい」
さまざまなユーザーニーズに
多様なアプローチでサービス提供
ユーザーのITニーズは幅広く、SCSではそれらのひとつひとつに応えるために多様なソリューションを用意している。
たとえば、製造業などのユーザーが海外進出する際に、国内と同様のネットワークサービスを受けられるよう「ネットワーク・グローバルサポート」を提供している。
これはDatacraft Asia Pte Ltd.との合弁事業で、世界各国でワンストップのネットワークサービスを提供するというものだ。多言語対応で24時間のサポートが受けられるため、今後グローバル化を目指す企業にとっては、海外進出のハードルがひとつ取り除かれるサービスだ。
SIerとしてアプリケーション開発段階から最適な技術投入が可能で、標準化を重視したデータセンターの保守運用体制、そしてコンサルまで、さまざまなニーズに応えていく多様なアプローチを持つSCSが、ユーザーのリソース最適化に取り組んでいる「netXDC」。物理環境とクラウドのハイブリッド環境まで含めて、ビジネスの効率化とコスト圧縮の実現に向けた利用が可能だ。







