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伊藤忠テクノソリューションズ

ハイブリッド型データセンター
TechnoCUVIC
伊藤忠テクノソリューションズ
エンタープライズ仕様の
パブリッククラウドサービス
データセンター事業グループDC営業推進本部 DC戦略推進部
DCソリューション推進第1課
江口 智氏
日本でクラウドコンピューティングの認知が進んだのはこの1年のことだが、伊藤忠テクノソリューションズ(以下CTC) は2008年4月からIaaS型クラウド・サービス「TechnoCUVIC」を開始、すでに2年を超える運用経験を有し、50社を超えるユーザーに提供、500台以上の仮想サーバーが稼動している。ユーザーの業種は金融、流通、製造、官公庁、教育など多岐にわたっている。
「TechnoCUVIC」は、データセンター内にプール化されたサーバーやストレージなどを仮想化技術により提供する、共有型ホスティングサービスである。
いわゆるパブリッククラウドで「Techno CUVIC」を利用することにより、過剰な資産を持つ必要がなくなる。
例えば、基本の1年契約と1カ月単位のスポット利用を組み合わせることで、急なリソース増やキャンペーン利用などのアクセス増加に即対応できる。
「高い信頼性も特徴の1つです。SLAは99.9%ですが、実質の稼働率では99.9999%を達成しています。」と、データセンター事業グループDC営業推進本部 DC戦略推進部の江口智氏は自信を見せる。
自由に選択可能なリソース保証型と
ベストエフォート型
データセンター事業グループDCサービス・技術本部
サービス運営部第1課
村上政志氏
現在サービスタイプは4種類。ベストエフォート型で、共用の1コア仮想CPUと、共用メモリ1GBが提供されるタイプ。ほかの3タイプはリソース保証型で「Type-1」が1コア仮想CPUとメモリ2GB、「Type-2」 が2コア仮想CPUとメモリ4GB、「Type-3」が4コア仮想CPUとメモリ8GBとなっている。ディスク領域はすべて35GB専有だ。
オプションサービスとしては、リソース保証型では10GB単位の仮想ストレージ追加と、1GB単位の追加メモリが選択できる。
導入後のサービス対応変更も可能なため、最適な投資で最良の効率を実現できる。現在は「Type-1」のユーザーが多く、「Type-0」がそれに続いており、「Type-0」の場合は複数台を横展開で増設するユーザーも少なくない。今後はベストエフォート型を中心にサービスタイプを増強していく予定だ。
コモディティ化するクラウドを
差別化するのはネットワーク
CTCのデータセンターはマルチキャリアに対応しているため、ユーザーが選択するほとんどの回線の引き込みが可能で、ユーザーの社内ネットワーク網への接続もスムーズだ。
クラウドのバックボーンは、同社の大手町データセンターを起点に100社以上のISPにピアリングしており、国内電送遅延は10ms程度に抑えられている。このため、音楽配信サービスなどへの利用にも十分耐えうる回線品質が実現される。
また、「TechnoCUVIC」のネットワークは個々のユーザー専用の形がオプションでなく組み込みで実現されており、VLANも各ユーザーに5セグメント提供される。
導入にあたりSEサポートが受けられるため、ネットワークの知識に不安があるユーザーでも安心して利用できる。
また、システムの移行についてもスムーズに進めるためのサービスも提供している。OVF(Open Virtualization Forma)のインポートとエクスポートが可能なため、ユーザーによる仮想マシンのイメージの持ち込みやバックアップを可能とし、P2V(Physical to Virtual)の移行サービスも提供しているため、サーバー統合を工数負担なしに実現できる。
既存システムとの併用が可能
高度なシステム連携でクラウド導入
多くの企業は現在、クラウドを導入することで得られるコストメリットに注目しているが、実際にクラウド導入を図る際には、向き不向きがあることに気づかされる。
CTCには豊富な経験に基づく、クラウドへの移行や運用のノウハウがある。
当初「TechnoCUVIC」をスタートした横浜コンピュータセンターは、20年を超えるアウトソーシングセンターとしての歴史を持ち、設立当初はメインフレームや大規模なエンタープライズサーバーのユーザーが多かった。
現在、そうしたユーザーからはコスト削減やシステム再構築の要望が多く、クラウド導入への関心が高い。教育関係のユーザーで、ラック10本分のシステムすべてを「TechnoCUVIC」に移行中というケースもある。
「IT投資が10億円以下の企業では、情報システム部門の今後のIT標準としてクラウドサービスへの移行が顕著です。」と、データセンター事業グループDCサービス・技術本部の村上政志氏は現状を分析する。
しかし、すべてのシステムがクラウドに置換可能なわけではない。
ウェブアプリケーションやSaaS提供サービスのインフラとしては非常に有効だが、基幹システムでの利用はまだ難しい面もある。
このため、ウェブサーバー、あるいはバックアップニーズなどにクラウドを使用し、基幹系は自社内に置いたりデータセンターサービスのラックを利用したりといった使用法が増加している。その際にもCTCでは、ユーザーの社内システムからのWAN 引き込みや、あるいはCTC内に置いたユーザーの専用ラックと「TechnoCUVIC」とのLAN回線による直結を可能にするなど、高い相互運用性を提供している。
現在、50社を超えるユーザーのうち、WAN引き込みは20社に提供し、約10社には専用ラックとの直結を提供している。パブリッククラウドを利用しながら、高額な投資が必要となるプライベートクラウドに匹敵する使い勝手を実現しているのだ。
もちろんこれらのノウハウとインフラを利用して、ユーザーがポリシーで必要とすればプライベートクラウドの構築と運用を提供することも可能だ。
DR展開も視野に入れ
TechnoCUVICのサービスを拡充
「TechnoCUVIC」の今後のロードマップとしては、新しいサーバーと大容量ストレージをメニューに追加し、より豊富なプランにするとともに、仮想ロードバランサーサービスや、VPN、セキュリティー関連の新サービス、Cuvicポータルの提供などを予定している。
また、今年度中には、同社の神戸コンピュータセンターなどでDR(ディザスタリカバリー)サービスの提供も開始したいという。
ビジネスに安心して利用できる高信頼なクラウドを、さらに充実させていく計画だ。
なお、現在、「TechnoCUVIC Try&Buyキャンペーン」が開催されている。同キャンペーンでは「TechnoCUVIC」を1ヶ月間、無償で提供する。
実際にクラウド環境を体験して、動作検証やSaaSサービスの立ち上げ準備などに利用することができ、ニーズに合致すればスムーズな本番移行が可能だ。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
データセンター事業グループ
03-6417-8560
(平日9:00~17:00)
dc-contact@ctc-g.co.jp
http://www.ctc-g.co.jp/






