PR
さくらインターネット

「専用サーバ Platform St」で、低コスト安定運用
User:Synphonie
Datacenter:さくらインターネット
ソーシャルアプリの爆発的ユーザー増加と
パブリッククラウドの問題点
Synphonie 大谷直之氏Synphonieが提供するソーシャルアプリ「ぼくのレストラン」は実在する飲食店情報と位置情報に連動した携帯ゲームだ。登録会員数150万人という巨大なユーザーを抱える。
mixiアプリとして登場したのは2009年11月26日。mixiアプリとしても初期のタイトルの1つだ。
「それ以前は勝手サイトで運営していて、さくらインターネットさんの『専用サーバ Platform St』のプランMを利用していましたが、当時の会員は数千人に過ぎませんでした」と、Synphonieの大谷直之氏は振り返る。
mixiアプリとして公開するにあたって、どのくらいの会員が短期間で集まるか予測できなかったため、柔軟な拡張のできるインフラとして、海外のパブリッククラウドサービスを選択した。公開後、「ぼくのレストラン」は人気を博し、以前の会員数は数分で超え、2週間足らずで会員数50万人を突破した。当然、急激にリソースが不足し、ユーザーがアクセスしづらい状態が発生した。
「最初の数日間は、ユーザーの増加にあわせて、リソースの増設に専念していました。ウェブサーバーを増やし、データベースサーバーを分割する作業に追われていました」と、Synphonieシステム・アーキテクトの仲江謙仁氏は語る。
しかし、人数の増加がある程度落ち着き、3か月後のユーザー数の予測がつくようになってからも、アクセスの待ち時間がかかるなどの不具合は続いた。
「推測でしかないのですが、クラウドのなかで近いリソースを利用している他のユーザーが、定期的なバッチ処理やスナップショットなどをとっているなどの理由で、リソースを圧迫している状況が起きているのかも知れないと考えました」(仲江氏)
mixiアプリでは、システムのパフォーマンスが一定の水準以下になると、ユーザーがアプリを新規登録できなくなることがある。これを改善できないのはアプリ提供業者にとっては死活問題だ。
遅延を解消するために
「専用サーバ Platform St」へ移行
Synphonie システム・アーキテクト仲江謙仁氏
このため、公開後わずか半月の12月半ばには、他のユーザーの使用状況の影響を受けないで済む専用サーバーへの乗り換えの検討が開始された。
「遅延を解消することが第一の要件でしたが、コストや、サーバー増設の対応なども考慮に入れて、価格のメリットとサーバーなどが複数台利用できる拡張性のある『専用サーバ Platform St』への移設を決定しました」(仲江氏)
また、さくらインターネットは営業担当者の熱意も強く、対応が一番迅速だったことも選択のポイントになったという。次々にリリースされるソーシャルアプリのなかにあっては、問題解決に時間をかけていては埋もれてしまう。ユーザーが他のアプリに移る前に不具合を解消するスピーディーな対応が必要になる。1月には必要なサーバーが用意され、2月には移設が行われた。
複数の「専用サーバ Platform St」同士をLAN接続する「プラン間接続」を採用し、大規模なアクセスに耐えられる形を構築した。
さくらインターネットの「専用サーバ Platform St」は、2007年1月に提供を開始した「専用サーバ Platform」で培った経験とノウハウ、ユーザーニーズの分析をもとに、さらなるコストダウンとサービス向上を目指して2009年7月にリリースされたサービスだ。コストパフォーマンスの向上に注力したサービスだが、サーバーはさくらインターネットのオリジナルで、CPUにはCore 2 Duo、Xeonといった高速なものが使われている。プランLは1プランで20台までのサーバーやロードバランサーなどのネットワーク機器を組み合わせて構成することが可能だ。
この「専用サーバ Platform St」同士を構内接続することで、数百台の物理サーバーを水平に増設し、ウェブサーバーの負荷分散を実現し膨大なユーザーのアクセスにも高速なレスポンスを返すことができる。
現在では「ぼくのレストラン」は「専用サーバ Platform St」のプランLを4契約分接続し、70台以上のサーバーを動かす巨大なシステムで運用している。回線も100Mbps 専有1本と10Mbps専有3本を使用し、膨大な会員数のアクセスをさばいている。
移設により遅延は解消された。「紹介されたが会員になれないなどといったユーザーのクレームは少なくなりました。混みあっているので今は入れないという自動表示が出されることも少なくなりました」(大谷氏)
効果はそれだけではない。パフォーマンスの向上とともに、大幅なコストの削減を図ることができた。
仲江氏は「海外のパブリッククラウドサービスを利用していた当時にネックだったディスクI/Oの書き込みは2~3倍に高速化、サーバー同士のネットワーク遅延は4~8倍も軽減できました。さらにCPUも1.2~1.3倍高速化されたため、パブリッククラウドサービス時代に利用していたインスタンスの2分の1程度のサーバー台数で充分に運用できるようになりました」と、大幅なコスト削減効果を語った。
削減されたコストはユーザーサービスの充実や新アプリの開発に回すことが可能で、その効果は移設時だけにとどまらないものだ。
柔軟なリソースの増減という視点だけでクラウドが選択されるケースも多いが、膨大なアクセスを安定して処理しなければならないソーシャルアプリのような場合には、他のユーザーの利用状況に影響を受けるクラウドでは安定性に欠けることもありうる。
海外のパブリッククラウドサービスで通常問題視されるのはネットワークの問題だが、データベースのディスクI/O速度など、リソースのパフォーマンスの観点からも不安な部分は存在する。安定した確実な運用を目指すならばリアルな専用サーバーのほうが安心できる部分も多い。
また、クラウドのように数分でとはいかないまでも、さくらインターネットの「専用サーバ Platform St」はユーザーのニーズにより、CPUやメモリ、回線のアップグレードやプラン間接続にも対応する柔軟なサービスだ。サポートが充実しているのはもちろん、構成変更や増設などの相談にも応えてくれるところは、クラウドとの大きな違いだろう。
| 用途:「ぼくのレストラン」公開 |
|---|
| ■ 専用サーバ Platform St プランL × 4プラン ・サーバー 計76台 ・ネットワーク機器 計5台(FW5台、LB1台) |
| 用途:「ムシカゴ」公開 |
| ■ 専用サーバ Platform St プランL × 1プラン ・サーバー 計20台 ・ネットワーク機器 計 1台(FW1台) |
| 用途:「原始人クロマニョン」公開 |
| ■ 専用サーバ Platform St プランL × 1プラン ・サーバー 計19台 ・ネットワーク機器 計 1台(FW1台、LB1台) |
| 総計 専用サーバ Platform St プランL 計6プラン ・サーバ 計115台 ・ネットワーク機器 計7台 ・回線 6本 |
サポート体制を活用し新タイトルも
「専用サーバ Platform St」で
mixiアプリの移設に引き続き、4月にはモバゲータウン版も移設。
その後の運用では大きな事故もなく、順調に稼動している。
運用にあたってのコミュニケーションもスムーズだ。移行後一度だけファイアウォールがダウンしたことがある。mixiアプリのコネクション先は分散化されているものの、当然mixiのサーバー経由のみのため、1つのIPアドレスから大量のアクセスという形になる。これをデフォルト設定だったファイアウォールがDoS攻撃と誤検知してしまったのだ。閾値を上げてとりあえずの対応をし、さくらインターネットと相談、アドバイスを受けて設定変更で問題を解決した。
Synphonieには多くのソ-シャルアプリ事業者同様、サーバーやアプリのエンジニアは多いが、ネットワークエンジニアが少ないため、こういった部分でのさくらインターネットのサポートはありがたいという。
Synphonieでは3 月には「ぼくのレストラン」に続くタイトル「ムシカゴ」をmixiアプリとモバゲータウンで公開、さらに6 月にも新タイトル「原始人クロマニョン」を公開したが、こうした信頼を背景にすべて「専用サーバ Platform St」をインフラとして利用している。

Synphonie新作タイトル
「原始人クロマニョン」
6月7日、Synphonieから新しいmixiアプリのタイトルが発表された。タイトルは「原始人クロマニョン」。原始の時代にケモノを狩ったり、神様にお祈りをしたり、農耕を行って村を発展させるゲームだ。このアプリもさくらインターネットの「専用サーバ Platform St」で運用されている。
Synphonie
http://www.synphonie.com/
さくらインターネット株式会社
電話番号:0120-977808
(10:00~18:00 土日・祝日は休業)
support@sakura.ad.jp
http://www.sakura.ad.jp/






