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NECパーソナルプロダクツ

都市型データセンター「UrbanSITE」利用により削減
User:中小企業IT支援機構
Datacenter:NECパーソナルプロダクツ
自社内サーバールームの問題点を
都市型データセンター利用で解決
中小企業IT支援機構 基盤部 取締役平 哲博氏
中小企業のITをネットワーク基盤からシステム、ホームページまで、開発とサポートを総合的に手がける中小企業IT支援機構のサーバー類は、従来新宿の高層ビルの事務所内のマシン室などに置かれていたが、運用上多くの問題を抱えていた。
サーバーが増加傾向であるにも関わらずビルの電源容量が限界のため拡大が不可能で、個別の空調機のメンテナンス時には停止が必要。そのほかにも計画停電もあり、また、事務所であったことから免震工事が必要になるなど、追加コストや運用の手間も大きかった。
そこで、データセンターの利用が検討された。要件としては、都市型の立地、十分な電力供給、そしてアンペア単位換算した場合のラック料金の安さだった。結果、代官山データセンターを開設するNECパーソナルプロダクツがセレクトされた。
「最初に見学に行ったとき、地下にある点が非常に魅力的でした。地下は地上に比べて、地震の揺れも少ない」と、中小企業IT支援機構基盤部取締役の平 哲博氏は振り返る。
同センターは、東京電力の変電所に隣接しているため、電力の供給が確実であり、また、天井が非常に高いため、熱だまりが発生しにくいという素性の良さがある。
2008年7月に2ラックで利用を開始し、その後汎用機システムのWindowsサーバーへの置換などもあって、現在7ラックを利用している。
ユーザーの使い勝手に留意した
運用サービスレベル
都心部でデータセンターサービスを展開NECパーソナルプロダクツの運用サポートには非常に満足していると平氏はいう。
入退館の手続きや、車両申請などの簡素化を実現しているため、ユーザーの使い勝手は大変良い。一方で、入館時以外のセキュリティもよく考えられており、ラック扉の開閉を暗証番号で行なっているため、入館した技術者は鍵の借り出しを気にせずに済み、また、担当以外のラックのサーバーを操作することはできない。
貸し出し用ツール類も多く用意されている。ナットなどの工具類や脚立、テプラやマジックインキなど、中にはつい忘れてしまいがちなものもあり、「手ぶらでいける」(平氏)点もありがたいという。また、データセンターが地下にあるため、携帯電話は使えないが、PHSの貸し出しも行なっている。
入館時以外にも、中小企業IT支援機構では社内から、NECパーソナルプロダクツが手配したVPNを利用して、温度、電流などの遠隔モニタリングを行なって障害に備えている。そのほか、IPコンソールスイッチの遠隔操作も実現し、一次対応は事務所から可能という万全の運用体制を実現している。いわば、ユーザーの利便性と、セキュリティ確保のバランスが良くとれているという評価だ。
「現在のユーザー向けサービスのグレードを上げてほしいとは思いません。今のレベルを維持してくれれば十分です。今後もサーバー需要は増加していきますので、集積度と電力のバランスを取りながら、サービスを利用していきたいと思います」(平氏)
なお、代官山データセンターは2009年11月時点で完売になっており、NECパーソナルプロダクツでは今後、新規開設された三軒茶屋データセンターを主力に提供していく。
NECパーソナルプロダクツ株式会社
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