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ヤマトシステム開発

クロネコデータセンター
クロネコデータセンター
ヤマトシステム開発
宅急便のシステムを支える
充実のファシリティでサービス提供
ヤマトシステム開発は東京と大阪に自社データセンターを持ち、サービスを提供している。同社の最大のユーザーはグループ会社のヤマト運輸で、年間100億のトランザクションというデータ量を持つ宅急便の巨大なシステムを安定運用している経験は同社の大きな財産だ。そのミッションクリティカルな社会インフラである宅急便システムの安定稼動を支えているのが、同社クロネコデータセンターの堅牢なファシリティだ。
同社では1984年に世田谷ケーブル火災で、翌日復旧するまで通信回線が一切使えないという経験をした。さらにその後の阪神淡路大震災の経験なども踏まえて、通信回線や電源などの冗長化といったファシリティ強化と、東京と大阪の2センター運用による、基幹系システムの止まらない体制を構築した。その後順次増強されたファシリティは、現在、ヤマト運輸以外の一般のユーザーにも広く提供されている。
免震構造を支える積層ゴム支承
オイルダンパークロネコデータセンターの建物は免震構造で阪神淡路大震災クラスの震度7の揺れにも耐えられ、振動を柔らかにするため、収容している精密機器であるサーバーにも優しい揺れになる。電源の受電部分はスポットネットワーク受電と呼ばれる方式で、3回線から受電しており、1本の回線が停止しても残り2回線で受電が継続される。
自家発電装置は無給油での24時間連続運転が可能。万が一の場合も確実に稼動するように定期的に試験運転を行っている。また、緊急時優先給油を可能とする仕組みも導入されている。
また、世田谷ケーブル火災の停止経験から、通信回線の引込経路を建物内外全てにおいて完全な2ルート化を実現し、信頼性の高い回線環境を実現した。
もちろんセキュリティ強化にも注力。入退室チェックには生体認証なども採用しているほか、必ず入館の際に要員が付き添うため、高度な信頼性がある。
1/2ラック、1/4ラックの小規模利用も
高コストパフォーマンスを実現
現在提供しているサービスは、1ラック、1/2ラック、1/4ラック単位。ラック提供にあたり、監視サービスをセットしている。前後の扉の開閉監視と、ラックの吸気温度の監視とラック内で使用している電力の監視を行っており、いずれかの項目で異常を感知した場合には状況確認のうえ対処している。これがオプションではなく1/2ラック、1/4ラックでも標準サービスとして提供されているのだ。1/2、1/4ラックもクロネコデータセンターの充実したファシリティを1ラックや複数ラックのユーザーと同様に利用可能であることを考えると、非常に高いコストパフォーマンスで安心が得られる。
監視の中心となるNIC(ネットワークインフォメーションセンター)各ラックの監視は同社のネットワークインフォメーションセンター(NIC)が統合監視しており、2交代制で24時間365日、アラートの確認と障害の一次切り分けにあたっている。NICも東京、大阪の2体制となっており、緊急時には相互にバックアップが図られている。
電源のON/OFFやランプの確認、ケーブルの抜き差しなども、事前にマニュアルを準備して標準サービス内で提供している。
それぞれのラックのサイズに合わせ、1/4ラックで100V5A、1/2ラックで100V10A、1ラックで100V20Aが標準提供されている。
ラックに収まらない特殊な機器に対しても「オープンコロケーション」というメニューを用意し、対応可能だ。
そのほかにも多くのオプションが用意されていて、ラックに引き込む電源の追加および200Vへの対応や「インターネット接続サービス」としての100Mbps共用回線の利用、バックアップのテープ交換なども可能になっている。
「ラインナップされていないサービスも、ご要望があればできるだけ適えたいという思いがあって、前向きに対応します。ここが一番の弊社の特徴かも知れません。サービスに柔軟性のあるデータセンターなのです」とITセキュアソリューション事業部IDCソリューショングループの角井努氏は語る。また、場合によってはフルアウトソーシングやサーバーの購入、システムの開発運用まで提供することも可能だという。
1/2、1/4 ラックの提供についてはヤマトグループの一員として、宅急便ユーザーに小規模からでもサービスを提供したいということで始まったサービスだ。1/2、1/4ラックは、1ラックだと無駄が出るというユーザーの引き合いが多く、今年度の伸びは高い。
「最近はバックアップでデータだけの退避先として1/4ラックや1/2ラックを選択されるユーザーも増えています」とのことだ。
この充実したサービスが、1/4 ラックなら5万円からという低料金で利用できる。さらに今なら初期費用無料のキャンペーンを実施している。(詳細は問い合わせ)
3パターンの組み合わせで、自在なバックアップを提供
ITセキュアソリューション事業部IDCソリューショングループ
角井努氏
「弊社は東京と大阪に自社データセンターを所有しており、お客様の事業所も含め複数拠点間で安全なバックアップを提供することが可能です」
ヤマトシステム開発では、バックアップソリューションの基本として3つのパターンを提案する。
バックアップを取得した媒体を遠隔地保管する「バックアップ媒体遠隔地保管」。データベースをデータセンターに転送する「データバックアップ」。リアルタイムバックアップを行う「遠隔ミラーリング」だ。
「バックアップ媒体遠隔地保管」はデータをバックアップしたテープを、同社のレンタルセキュリティボックス「e-ネコセキュリティBOX」に入れて輸送し堅牢なデータセンターに保管するもので、最も安価なコストで実現でき、輸送中、保管中の安全を確保できる。
「データバックアップ」は、ユーザーの拠点のサーバーからヤマトシステム開発のデータセンターへ定期的にバックアップを伝送し、NASストレージ等にデータを蓄積する。「媒体バックアップ」よりコストはかかるが、災害発生時に近い時点のデータを確保できるシステムだ。
「遠隔ミラーリング」は、ユーザー社内のサーバーが持つデータに限定することなく、システムやアプリケーションまでをクロネコデータセンターに置いたバックアップサーバーにリアルタイムで伝送し、障害時にはリモートメンテナンスでバックアップサーバーに切り替え、最小限のシステム切り替え時間で復旧を可能にする。コストはかかるが事業継続対策としては高度なバックアップシステムが実現できる。
「バックアップのコストは手法によって大きく異なりますが、バックアップの重要性がお客様に浸透してきたためにお問い合わせなども多くなっています。遠隔ミラーリングを実現したいのでコスト別に提案して欲しいというお客様もいらっしゃいます。」とユーザーのバックアップ意識の向上を語る。






