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NTTPCコミュニケーションズ

「ハーフラック」の投入で、新たなDC活用を提案
WebARENA 秘密分散ストレージサービス
NTTPCコミュニケーションズ
低コストで操作も容易な
秘密分散ストレージサービス
データセンタ事業部 サービス開発部ハウジング担当
細谷仙子氏
NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は2011年12月に、「暗号化」「符合化」「断片化」したデータを「分散保管」する、耐災害性、耐障害性の高いデータバックアップサービス、「WebARENA 秘密分散ストレージサービス」をリリースした。
「これまでも、事業者向けにバックアップソリューションをお客さま毎に提供してきましたが、3月11日の東日本大震災によって変化したお客さまのニーズにどう対応していくかを考え、サービスとして提供を開始しました」と、データセンタ事業部サービス開発部ハウジング担当の細谷仙子氏は説明する。
「震災直後はDR(ディザスタリカバリ)の問い合わせが多かったが、コストの問題などで導入は急速には進みませんでした」と、データセンタ事業部サービス開発部システムインテグレーション担当の佐藤憲明氏は話す。
計画停電が始まり、新たな課題が発生した。停電の際、社内に置いてあるサーバーは止めなくてはならない。停電の都度サーバーを正常終了させるのは手間がかかり、業務にも支障が出る。そこでまず、社内のサーバーについてはデータセンターに預けて稼働し続けるほうがいいのではないかという選択肢が出てきた。しかし、システムをすべてデータセンターに移設するというのは、コスト的にも工数的にも難しいという企業も少なくない。
では、システムすべてではなく、まず情報系のデータをバックアップすることから始めればいいのではないか。
NTTPCはストレージサービスでこの要望に応えることを考えた。重要なデータを強固なファシリティに守られたデータセンターの高セキュリティ環境下で預かり、大規模災害時にもデータ復旧可能な仕組みが「秘密分散ストレージサービス」だ。
「秘密分散ストレージサービス」は、暗号化されたユーザーのデータをさらに符合化、断片化し、国内7カ所のデータセンターにランダムかつそれぞれ量的に均等に断片化データを分散保管していく。この技術はスカパーJAST株式会社の衛星通信の符号化技術を利用した特許技術「S*Plex3テクノロジー」を採用している。
「秘密分散ストレージサービス」では、万が一1ヵ所のデータセンターのデータを第三者に覗かれても、暗号化、断片化されているためデータの中身を解読できない。さらに復号化には、IDの認証キーが必要となるため、情報漏えいのリスクは非常に小さい。
また、断片化と分散保管を行うため、大規模災害で万が一いくつかのデータセンターが被害を受けてデータの30%が消失したとしても、元のデータへの復号化が可能だ。いくら大規模災害でも複数データセンターのデータが消失する可能性は少ないだろうが、途中のネットワークが分断されている状態でも、アクセス可能なデータセンターからデータを集めてリカバリが可能となる。事業再開までのリカバリタイムの短縮ができ、ビジネスに使用するデータとしての安全保管のニーズには極めて高いレベルで応えられていると言える。
そして、データの復号化がインターネット回線さえあればどこからでも可能な点も「秘密分散ストレージサービス」の大きな特長だ。本社が被災して稼働できない状態でも、他の拠点で必要なデータのリカバリが可能なため、業務継続に向けたアクションの選択肢が増加する。
100GB 単位の小容量契約で
本当に重要なデータを安価に守る
データセンタ事業部 サービス開発部システムインテグレーション担当主査
佐藤憲明氏
従来のストレージサービスでは、TB単位の大容量データを対象にするケースが多かったが、NTTPCの「秘密分散ストレージサービス」は100GB単位の小容量契約で、100GBあたり月額料金24,150 円(税込)という価格設定になっている。
契約容量が増加すればボリュームディスカウントがあり、1TB以上なら15,750円(税込)/100GBと安くなる。基本サービスで10アカウントが付与されるが、それ以上のIDを追加する場合は、別途ライセンス料が必要になる。
中堅中小企業が保有する全データをバックアップするのではなく、失うわけにいかない重要なデータのみを選択的にバックアップする場合、それほど大容量は必要ないだろう。
「たとえば、内部統制などによるデータの管理においては、閲覧性や管理性が必要であり、全てのデータを社内に保存しておく必要もないことから、手離れよくリカバリ自在な『秘密分散ストレージサービス』をご利用すれば、データの手離れが改善されますし、リカバリも容易にできます」と、佐藤氏は説明する。
「秘密分散ストレージサービス」の利用に適したデータとしては、まず企業が日常利用している業務データが考えられる。そのほかにも、特許情報や医療系、営業系の顧客情報など、業種や業態によってさまざまだろう。
高消費電力対応の
ハーフラックの投入
オフィスには実際に多様なサーバー群が存在する。
「BCP対策をお勧めするために、パートナーやお客さまと話をしたとき、オフィスには業務系だけでなく多数の公開用サーバーなどが置かれていることを知りました。開発系のサーバーなどがデスクの脇に置かれているケースも少なくありませんでした。これらをデータセンターでお預かりできればと、ハーフラックの提供を考えました」と、佐藤氏は振り返る。
そこでNTTPCは手軽にデータセンター利用を可能にするハーフラックのサービスを、2012年1月から提供する。
高集約化が進んでいる現在のサーバースペックを考えると、たとえば企業情報系ならアプリケーションサーバーとデータベースサーバー、ファイアウォールという組み合わせが、ハーフラックで十分収容することができる。
供給電力は標準の2kVA以外に3kVAも選択できる。高集積サーバーの利用や、サーバーを仮想化して複数の仮想サーバーを搭載しての利用なども可能だ。ハーフラックの収容場所は、勝どきと門前仲町にあるNTTPCのデータセンターで、回線やファシリティの信頼性も高く、駆けつけにも便利だ。
「1997年のサービス開始以来、WebARENAのハウジング、コロケーションサービスは、コンテンツ事業者をはじめ多くのお客さまに提供してきました。このノウハウを、さまざまな課題を抱える一般企業のサーバー運用ニーズにもスコープをあてて生かしていきたい。その最初のステップが秘密分散であり、ハーフラックの提供です。まずはインフラやプラットフォームからですが、今後はコンサルティングやマネージメントサービスなどのソフト面の充実を図るとともに、SaaSとの連携についても取り組んでいきたいと考えています」(細谷氏)
NTTPCが保有するさまざまなソリューションと組み合わせることで、企業向けの新しいデータセンター利用法を高付加価値で提案していきたいという。
| 契約容量 | 初期料金 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 100GB | 52,500円 | 24,150円 |
| 200GB | 52,500円 | 48,300円 |
| 300GB | 52,500円 | 72,450円 |
| 400GB | 52,500円 | 75,600円 |
| 500GB | 52,500円 | 94,500円 |
| 600GB | 52,500円 | 113,400円 |
| 700GB | 52,500円 | 124,950円 |
| 800GB | 52,500円 | 142,800円 |
| 900GB | 52,500円 | 155,925円 |
| 1000GB以上 | 52,500円〜 | 15,750円/100GB |
| 契約ID数 | 初期料金 | 月額料金 |
|---|---|---|
| 〜10IDまで | 基本料金に含む | |
| 以降10ID毎 | 6,300円 | 2,100円 |
エージェントソフトをインストールする端末数と複数クライアントからアクセスできるデータ共有スペース(フォルダ)数の合計
| 1/4ラック(例) | 1/2ラック(例) | |
|---|---|---|
| ラック仕様 | 19インチ 1/4スペース ※4分割型(施錠付) |
19インチ 1/2スペース ※2分割型(施錠付) |
| ユニット数 | 10Unit | 20Unit |
| 契約電力 | 0.5kVA or 1kVA | 2kVA or 3kVA |
| 電源 | 100V電源×1回路 | 100V電源×2回路 ※200V回路の利用については別途相談 |
株式会社NTTPCコミュニケーションズ
WebARENAインフォメーションセンター
電話番号:0120-725-861(受付時間 9:30~18:00 土日祝日・年末年始を除く)
http://web.arena.ne.jp/
メールアドレス:sym@arena.ne.jp






