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2010+ AMDサーバー向けプロセッサプラットフォーム
ー2011年に新たなマイクロアーキテクチャの投入ー
「Top500リスト」は、Top500 Orga nization(http://www.top500.org)が、年に2回発表するスーパーコンピュータの性能ランキングだ。34回目に当たる2009年11月に発表されたそのランキングで、世界一の座に輝いたのは、AMDのOpteronプロセッサを搭載したシステムであった。Opteronを用いたシステムは、ほかにもベスト10内に2システム(計3システム)、他のプロセッサと組み合わせたOpteronベースのハイブリッドシステムも含めれば、ベスト10のうち4システムを占め、ベスト3を独占するという快挙を達成している。スーパーコンピュータは、一般のサーバーとは少々異なる利用形態ではあるが、Opteronプロセッサの高性能とスケーラビリティを示す証であることは間違いない。
この躍進の立役者は、2009年6月に発表された6コアのOpteronプロセッサだ。Istanbulという開発コード名で呼ばれてきたこのプロセッサは、既存のクアッドコアOpteronプロセッサとソケットレベルの互換性を有する。「Top500」で頂点に立ったシステム(米オークリッジ国立研究所のJaguar)も、クアッドコアのOpteronプロセッサ(2.3GHz動作)を6コアのOpteron(2.6GHz動作)に換装することで、最高性能を実現した。このようなソケットレベル、プラットフォームレベルの互換性はAMD Opteronプロセッサの特徴の1つだが、未来永劫に不変というわけにはいかない。実際、AMDは2010年に大きなプラットフォームの変更を予定している。それは2011年に予定している、マイクロアーキテクチャの大幅な革新を控えてのものでもある。ここでは、2010年に予定されているプラットフォーム更新の概要を見ていくことにしよう。




