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日東工業

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地球温暖化防止に向けたグリーンITを実現する
高機能ラックソリューションを提供
グリーンラックパッケージ アイルキャッピング

日東工業

ITラックベンダーとして豊富な実績と経験を持つ日東工業は、データセンターの熱問題の改善と省電力化を実現するソリューション「Green Rack PACKAGE」・「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」を提供している。5月12 日、東京秋葉原でプライベートイベントを開催中の同社に、話を伺った。

 

データセンターの熱問題を解決
空調機の送風機動力約50%削減「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」

大口知弘氏 営業本部IT営業統括部
IT営業部長 大口知弘氏

国内の温室効果ガス削減目標6%をうたった京都議定書から強く意識されだした地球温暖化対策。それを超える東京都環境確保条例改定の実施や、2020 年までに日本が25%の削減を目指すという首相の国連演説などを受け、グリーンITは次のステップに移行してきた。

当然、多数のサーバが常時稼働し、空調にも大量の電力を必要とするデータセンターでも、電力消費を削減したグリーンITの実現への対応が迫られている。

国内有数のラックベンダーである日東工業は、このニーズに対して、ラック単体の販売にとどまらず、データセンターの熱問題と省電力化を実現する各種製品で構成されるソリューションとして、「Green Rack PACKAGE」・「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」を提供している。

AISLE CAPPING(アイルキャッピング)
AISLE CAPPING(アイルキャッピング)
・ 「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」は、株式会社NTTファシリティーズと日東工業株式会社による共同開発品です。
・ 「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」は、株式会社NTTファシリティーズの特許発明が含まれています。
・ 「AISLE CAPPING(アイルキャッピング)」は、株式会社NTTファシリティーズの登録商標です。

「我が社のラックは三十年の歴史を持っていますが、ラック自体の技術だけでは他社製品との差別化はなかなか難しい状況です。いま、データセンターに一番求められているのはグリーンIT、それを実現するための熱問題と省電力化の解決です。それを私たちはさまざまな製品とノウハウで実現するソリューションとして『Green Rack PACKAGE』・『AISLE CAPPING』を提供しています」と、営業本部IT営業統括部IT営業部長の大口知弘氏は説明する。

「Green Rack PACKAGE」は、システムラックや空調ファンなどの製品と、電流、温度などの監視システムを組み合わせ、データセンターの環境負荷低減を実現する。

また、熱気流解析によりデータセンターの温熱環境を可視化し、有効な熱対策を提案する。

ソリューションを構成する製品のなかで、昨年販売を開始したNTTファシリティーズと共同開発の「AISLE CAPPING」は、データセンターの空調機の送風機動力約50%削減を可能にする。

現在、データセンターではラックの前面及び背面同士が向い合うように並べ、床下吹上の冷気を前面から吸い込み、背面から暖気を排気する、コールドアイル・ホットアイルの構成が広く使われるようになっている。「AISLE CAPPING」はこのコールドアイルの部分をドアや天井パネルで囲い、冷気を逃がさず、暖気と混ざらないようにして冷却ロスを削減する。

「AISLE CAPPING」はラック単位で装着が増減自在で、フレームはアルミ型材で軽量化を実現、余分な床荷重を増やさない。ドアと天井パネルには透明ポリカーボネートを使用し、監視面のセキュリティも安心だ。

また、耐震面も優れている。ラックに「AISLE CAPPING」を装着した状態で耐震検証を実施しており、兵庫県南部地震クラスの地震波でもラックに悪影響が生じない品質だ。

空調装置の増強は高額な投資が必要なため、空調の入れ替えなしに熱問題を解決できる「AISLE CAPPING」はユーザーの関心も高く、すでに数百ラック規模の導入事例もある。

AISLE CAPPING(アイルキャッピング)
空調機の送風機動力約50%削減(株式会社NTTファシリティーズ調べ)を実現するAISLE CAPPING(アイルキャッピング)のエアフロー

サーバの高密度化に対応した
高耐荷重ラックAHシリーズ

箕浦浩氏 開発本部IT 開発部長
箕浦浩氏

日東工業のシステムラックは1980 年からの長い歴史を持ち、現在も後継機が多くの大手データセンターで使用されるなど、豊富な実績を誇っている。

近年、ブレードサーバなどの高密度化に伴い、たとえデータセンターの電力供給が満たされても、従来のラックでは重量的にサーバのフル搭載が難しいケースが出てきたが、「Green Rack PACKAGE」はこのニーズにも応える。

「弊社では各種耐震基準をクリアした耐震荷重300kgのFSシリーズのラックを2000 年より販売してきました。しかし、より高耐荷重のニーズが出てきたため、これに対応する新しいラック、AHシリーズを開発し、2010 年6 月より販売を開始します」と、開発本部IT開発部長の箕浦浩氏は語る。

同社従来型のFS シリーズでは最大で許容荷重700kg、耐震荷重600kg(1000gal) のラック積載量が可能だったが、「Green Rack PACKAGE」に新たに加わった高耐荷重ラックAHシリーズはスタンダードタイプで許容荷重1000kg、耐震荷重840kg(1000gal)、高耐震タイプでは許容荷重1200kg、耐震荷重1050kg(1000gal)を実現している。

この大規模な積載量を可能にしているのが、同社オリジナルの「次世代フレーム4+ 4 ハイブリッド耐震構造」だ。

ラックの4 隅の柱は軽量化を図ったアルミ製の中空フレーム。これに加えて、実際のサーバをマウントする4本のスチール製柱(中空マウントアングル)が内側に配置されている。FSシリーズでは4 隅の柱にロールフォーミングで10工程折り曲げたスチール製中空フレームを使用していたが、AHシリーズでは、フレームはアルミ、マウントアングルはスチールの異種金属を採用し、且つ断面形状を共に中空形状にすることで軽量・高剛性・機能性を高いレベルで実現している。

またAHシリーズはラック前後の開口部分を従来製品より約10%拡大することで、排熱効率も向上させ、よりエコな製品となっている。

次世代フレーム4+4 ハイブリッド耐震構造
高積載可能なデータセンターラックAHシリーズの「次世代フレーム4+4 ハイブリッド耐震構造」

製品信頼の裏付けは
ラボラトリの検証設備

木下宏之氏 営業本部営業企画部長
木下宏之氏

日東工業の製品群の信頼性を裏付けているのが、試験検証施設だ。同社は名古屋本社と静岡の菊川工場にラボラトリを設置しており、そこで同社製品についてのさまざまな実機テストを行っている。

「ITは新しい業界ですので、経験や実績よりも、数字で確認できる裏付けを求めるお客様も多くいらっしゃいます。菊川ラボラトリでは、『AISLE CAPPING』の熱検証や、ラック内に実際に機器を搭載した状態での耐震テストも行っています。机上の数値ではない、こうした実際のデータをお客様にお見せできるので、自信を持って販売できますし、安心して導入いただける状況です」と営業本部営業企画部長の木下宏之氏はいう。

さらに、日東工業では、コンピュータシミュレーションによる熱対策の解析や耐震対策の解析も行っている。このデータの裏付けがあるから、データセンターの省電力化と熱問題解決に向け、実際のデータに基づいた同社の製品スペックは信頼が置けるのだ。

「これからは、データセンターやエンタープライズの大規模なニーズだけでなく、中規模の企業内サーバルームにも、最小電力で最大効率を実現できる『Green Rack PACKAGE』・『AISLE CAPPING』を販売強化していきたいと考えています。特に都内の企業は都条例の改正により、ガイドライン順守にご苦労されているので、ご説明すると、非常に強い関心を示していただいています」と大口氏はいう。

菊川ラボラトリのラック耐震試験
菊川ラボラトリのラック耐震試験
 
■お問い合わせ先

日東工業株式会社
0561-64-0152(お客様相談室)

support@nito.co.jp
http://www.nito.co.jp
 


 

 

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