『HTML5技術動向調査報告書2011』 -次世代ウェブを創る標準技術の全容とベンダーの取り組み- 11月2日(火)発売

アップル、グーグル、マイクロソフトが注目する
次世代ウェブビジネスの中核技術を完全解説。
サンプルコードも付属
HTML5技術動向調査報告書2011
-次世代ウェブを創る標準技術の全容とベンダーの取り組み-
株式会社インプレスR&D
2010年10月28日
 

 インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がける株式会社インプレスR&D(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井芹昌信)のシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、新産業技術レポート『HTML5技術動向調査報告書2011』の販売を11月2日(火)より開始します。

 Google I/O 2009で今後の注目技術として取り上げられたことや、スティーブ・ジョブズが、アップルのiPhoneやiPadがFlashに対応しない理由として、「今後HTML5がウェブのスタンダードになるため」と発言したこともあり、HTML5は、ウェブ開発者やウェブビジネスにかかわる人に広く認知されるようになっています。HTML5は、現在も策定中であり、最終的な完成は10年以上先と言われていますが、一部の機能は最新のウェブブラウザーで既に利用可能な段階にあり、先進志向のウェブアプリケーションでは採用され始めていることも、大きく注目を集める理由の1つです。日本でも2009年の半ばからHTML5に関する開発者コミュニティーやHTML5を取り上げる技術書が登場しており、世界的にHTML5を中心としたウェブに向かっていると言えます。
 
 関心が高まる一方で、HTML5の利用例はまだ多くはなく、仕様が策定中であることや古いブラウザーとの互換性を懸念して、採用を控えていることがその要因だと考えられます。一方、ベンダーは、デスクトップアプリケーションや広告、電子書籍などウェブだけにとどまらない応用を見据え、HTML5の実装に動いています。普及し始めたスマートフォンでは、HTML5の機能に一部対応するブラウザーが搭載されていることから、HTML5はモバイルから普及していくとの予測もあります。
 
 このように、今後のウェブの中核技術を担うHTML5ですが、関連仕様を含めてW3CをはじめとするさまざまなWG(ワーキンググループ)で策定が進められていることや、アップルやモジラ、マイクロソフトなどのブラウザーベンダーが独自に実装を進めていることにより、策定の現状と、今後の見通しを把握することが難しくなっています。
 
 そこで、本調査報告書では、HTML5が指す複数の技術とその成立背景、それぞれの組織で進められているHTML5の仕様策定状況をはじめ、HTML5で新たに加わった機能とAPI、HTML5のサポートを行うブラウザーベンダーの実装状況や今後の動向などに関して、情報の集積と整理を行いました。また、HTML5と比較されることの多いFlashとの関係や、モバイルウェブにおけるHTML5の動きを踏まえた関連仕様の標準化の展望も解説しています。
 
 各章の具体的な内容は下記のとおりです。
 
第1章 ウェブ技術の進化とHTML5
第1章では、バズワードとして使われることの多いHTML5について、改めて定義を行います。また、HTML5の目的や標準化の歴史について解説します。
 
第2章 HTML5の拡張機能
第2章では、HTML5で拡張された機能について解説します。HTML5におけるDOMの利用や言語の拡張、フォームの拡張などについて概要を説明します。
 
第3章 HTML5で新たに追加されたAPI
第3章では、HTML5で新たに追加されたAPIであるcanvas、Video&Audio、File API、Geolocation、WebSocket、XML XMLHttpRequest level2、ストレージ/データベース、オフライン/キャッシュについて、サンプルコードと実際の表示画面を用いながら解説を行います。サンプルコードは、CDROM内にデータとして収録しているため、すぐに使える実践的な内容となっています。
 
第4章 FlashとHTML5
第4章では、canvasやVideo&Audioなど、映像や音楽を扱う機能を備えたHTML5と比較されることが多いFlashについて、その違いや関係性について解説します。
 
第5章 HTML5のプラットフォームとの互換性
第5章では、HTML5が仕様策定において大きな目標としている「プラットフォームの安定化」について、その内容を理解するために必要となる「相互運用性」と「互換性」の概念の説明を交えながら解説します。
 
第6章 HTML5とブラウザーベンダーの動向
第6章では、アップル、グーグル、モジラ、オペラ、マイクロソフトというブラウザーベンダーが独自に進めている、HTML5への対応の動向について解説します。また、Firefox 3.6、Firefox 4 β2、Opera 10.6、Safari 4,5、Chrome 5、Mobile Safari、Android 1.6~2.1、IE9プラットフォームプレビュー版におけるcanvasとVideo対応一覧表も掲載しています。
 
第7章 HTML5とモバイル
スマートフォンでは、PCに比べてブラウザーの切り替えが速いため、HTML5の普及はモバイルから始まるとも言われています。そこで、第7章では、スマートフォンの普及により注目される、モバイルウェブにおけるHTML5の動向を解説します。スマートフォンのウェブブラウザーのエンジンとして使われているWebKitについての現状と課題も探ります。
 
第8章 各仕様の策定状況とロードマップ
第8章では、HTML5と関連技術の仕様策定の現状と、展望を解説します。CSS3の動向、ブラウザーの対応などに加え、HTML5が抱える課題や今後の広がりの可能性、進む方向がわかります。
 
本調査報告書は、サイトやアプリなどのウェブ開発企業、ウェブにおける新たなブランド戦略を考えている企業、HTML5による豊かな表現を利用した提案を検討している広告代理店、ケータイなどのデバイスメーカー、電子書籍を扱っている出版社、通信事業者、メディアなど、次世代のウェブにかかわるすべての人にとって必須となる、HTML5の現在と未来を網羅した調査報告書です。
 
<<調査報告書の製品形態、および販売に関するご案内>>
 
HTML5技術動向調査報告書2011』
-次世代ウェブを創る標準技術の全容とベンダーの取り組み-
矢倉 眞隆、古籏 一浩、小松 健作 著
 
<<製品形態・販売価格一覧 >>
発売日  :2010年11月2日(火)(予約受付中)
価格     :CD(PDF)版 60,900円(税込)
          CD(PDF)+冊子版 71,400円(税込)
判型     :A4判
ページ数 :268ページ
詳細、ご予約は右よりご覧ください。 → http://r.impressrd.jp/iil/HTML5
 
インプレスR&D インターネットメディア総合研究所の調査報告書は、お客様のご利用ニーズに合わせ、簡易製本の冊子版、CD(PDF)版をご用意しております。
 
<<目次 >>
 
はじめに
 
第1章    ウェブ技術の進化とHTML5
1.1         HTML5の定義
1.1.1   HTML5と「HTML5」
1.2         HTML5の目的
1.2.1   静的なウェブページから動的なウェブアプリケーションへ
1.3         HTML5の歴史
1.3.1   HTMLの標準化
1.3.2   ブラウザーとデファクト標準
1.3.3   XHTMLの策定とXML中心のウェブへ
1.3.4   「ワークショップ」とWHATWGの設立
1.3.5   Web Forms 2.0、Web Applications 1.0とHTML5
1.3.6   HTML改訂とHTML5の注目
 
第2章    HTML5の拡張機能
2.1         HTML5の構文とDOM
2.1.1   構文からDOMに
2.2         言語の拡張
2.2.1   DOCTYPE
2.2.2   省略表記
2.2.3   構造化要素の追加
2.2.4   セクション関連要素とアウトライン
2.3         フォームの拡張
2.3.1   新しいフォームコントロール
2.3.2   フォームの検証や値の制限
 
第3章    HTML5で新たに追加されたAPI
3.1         canvas
3.1.1   canvasの機能
3.1.2   canvas要素の記述方法
3.1.3   canvasへの描画
3.1.4   直線とベジエ曲線を使った描画
3.1.5   文字の描画
3.1.6   画像の描画と変形
3.1.7   画像をピクセル単位で処理する
3.1.8   canvasエミュレータの利用
3.2         File API
3.2.1   File API
3.2.2   File APIの機能
3.2.3   ファイル情報の表示
3.2.4   テキストファイルの読み込み
3.2.5   バイナリファイルの扱い
3.2.6   【TIPS】File APIが利用できるか調べる
3.3         Video&Audio
3.3.1   Video & Audio API
3.3.2   Video & Audio
3.3.3   Video & Audioの機能
3.3.4   Video & Audio要素の記述方法
3.3.5   Videoを使った例
3.3.6   イベントを使った例
3.3.7   canvasとの連携
3.3.8   Audioを使った例
3.4         Geolocation
3.4.1   Geolocation API
3.4.2   Geolocation
3.4.3   Geolocation APIの機能
3.4.4   Google Mapsとの連携
3.4.5   【TIPS】Android携帯でのGeolocation
3.5         WebSocket
3.5.1   httpの課題
3.5.2   WebSocketプロトコル
3.5.3   WebSocket API
3.5.4   WebSocketサーバ
3.5.5   WebSocketサンプル(シンプルチャット)
3.5.6   WebSocketによるリアルタイムウェブの実現
3.6         XMLHttpRequest level2
3.6.1   簡単なCORSの例(GETを用いたクロスドメイン通信)
3.6.2   特殊なヘッダを用いる場合のCORS : preflight
3.6.3   XHR2でクッキーを用いる場合(withCredentials)
3.6.4   XHR2を用いたバイナリーデータの送信(ファイルアップロード)
3.7         ストレージ/データベース
3.7.1   Web Storage(localStorage/SessionStorage)
3.7.2   Web SQL Database
3.7.3   IndexedDB
3.8         オフライン/キャッシュ
3.8.1   Offline/Onlineイベント
3.8.2   Application Cache
 
第4章    FlashとHTML5
4.1         グラフィック機能
4.1.1   ハードウェアアクセラレーション
4.2         大きな違いはビデオ
4.2.1   フォーマット(コーデック)
4.2.2   ストリーミングやフルスクリーンなど提供されない機能も
4.2.3   ビデオの提供サービスの立場
4.3         開発環境
4.4         競合するが、排他ではない
 
第5章    HTML5のプラットフォームとの互換性
5.1         プラットフォームの安定化
5.2         HTML5の相互運用性
5.3         HTML5の互換性
5.4         HTML5の設計原則
5.5         ベンダー固有実装と互換性、相互運用性
 
第6章    HTML5とブラウザーベンダーの動向
6.1         開発の重点はHTML5対応と高速化
6.2         各ベンダーの対応
6.2.1   アップル
6.2.2   グーグル
6.2.3   モジラ
6.2.4   オペラソフトウェア
6.2.5   マイクロソフト
6.3         各ブラウザーのcanvas/video対応
6.3.1   canvas対応表
6.3.2   video対応表
 
第7章    HTML5とモバイル
7.1         スマートフォンの広がりとモバイルウェブへの需要
7.1.1   Androidの隆盛
7.1.2   モバイルウェブへの需要も高まる
7.2         モバイルとHTML5の機能
7.3         モバイルを席巻するWebKit
 
第8章    各仕様の策定状況とロードマップ
8.1         W3Cの勧告プロセス
8.1.1   大きな仕様は勧告に年月を要する
8.2         HTML5仕様の現状
8.2.1   アクセシビリティーに関する対応
8.3         関連仕様の動向
8.4         デバイスAPI仕様の登場
8.5         CSS3の動向
8.6         新機能の普及とブラウザーへの対応
8.7         HTML5の課題と今後の展望
             
索引     
 
 
【株式会社インプレスR&D】 http://www.impressRD.jp/
インプレスR&Dは、Webビジネス関係者、ワイヤレスブロードバンド技術者、放送・通信融合およびデジタル家電関係者、ICTを活用するビジネスマンなど、インターネットテクノロジーを核としたあらゆる分野の革新をいち早くキャッチし、これからの産業・社会の発展を作り出す人々に向けて、クロスメディア事業を展開しています。
 
【インプレスグループ】 http://impress.jp/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
 
【購入に関するお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D オンライン販売部
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
フリーダイヤル:0120-350-995(平日11時~12時、13時~17時)  FAX:03-5213-6297
 
【内容に関するお問い合わせ先、報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社インプレスR&D インターネットメディア総合研究所 編集担当:林
〒102-0075 東京都千代田区三番町20番地
TEL:03-5275-1087 FAX:03-5275-9018